2013年6月2日日曜日

Galaxy Tab 7.0 Plus(SC-02D)にカスタムROM"Paranoid Android 3.56"を焼いてみました

 Galaxy Tab PlusにParanoid Android 3.56を焼いてみました。

※本記事は改造を推奨するものではありません。
不具合が発生しても対応はできませんので自己責任での導入をお願いします。

※Galaxy Tab 7.0 Plusの日本版に海外版のROMを焼くと本体マイクによる音声を認識しなくなりますが仕様です。本端末を用いて音声通話をされている方、音声検索を利用されている方にはお勧めできません。

・焼き方
①Titanium Backupで現在の必要なアプリ/システムデータをバックアップ
 システムデータの復元は慎重に行ってください。ROMの焼き直しが必要になることがあります。
②リカバリに入り現在のROMのバックアップ
 ・backup and restore>backup
③リカバリからフルワイプ
 ・wipe data/factory reset
 ・wipe cache
 ・advanced>wipe battery stats
 ・advanced>wipe dalvik cache
④ROMをSDカードまたは内部ストレージからインストール
 ・install zip from sdcardから選択
⑤PA Gappsをインストール
 ・4.2.2(Galaxy Tab 7.7・7.0 Plus用)の最新版はfull-20130427-signedです。
 http://d-h.st/UcSからダウンロード出来ます。
⑥reboot system

・Paranoid Android 3.56
更新履歴
26/5/2013 3.56
 - latest PA3.56 source
 - kernel O/C max to 1.6G
 - new method for voltage tables
 - 5G wifi enhancements
 - new power management in kernel
 - fix the status bar battery indicator
 - Add Advance settings (Galaxy Tab Settings).

 発色の設定ができるGalaxy Tab Settingsの追加が個人的には嬉しいです。また、カーネルが1.6GHzまでオーバークロック可能になったようです。

 ホーム画面です。


 初期アプリ一覧です。ほとんどはpa-gappsのものです。


 設定一覧です。


 3.56から追加されたGalaxy Tab Settings(Advanced)を見てみます。

 "Mode","Scenario"で画面の発色を設定出来ます。 

 次にToolbarを見てみます。

 3.50ではナビバーを消すとPieが強制的に有効となっていたのですが、このアップデートによりPieのTrigger areaに"None(Pie disabled)"が追加され完全無効化が出来るようになりました。
タブレットでは携帯電話UIナビバー0%+LMT Launcher派なのでかなり嬉しい変更点です。

オーバークロックは1.6GHzまで可能ですが、1.6GHzに設定すると速攻で再起動しました。1.4GHzが限界のようです。1.6GHzでSet on Bootしないように気をつけましょう。

 最初に記述したように、日本版Galaxy Tab 7.0 Plusに国際版ROMを焼くと本体マイクによる音声認識ができなくなるのでご注意下さい。
誰か修正zip作ってくれないかなー(他力本願)

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