2013年9月13日金曜日

AndroidでiPhoneのステータスバーと通知領域を再現できる「iNoty」

 このブログで紹介するAndroidを"iPhone風にするアプリ"はこれで3つ目になります。iPhoneのホーム画面を再現できる「iLauncher」iPhoneのロック画面を再現できる「iLocker」、そして今回紹介するのは、iPhoneの"ステータスバーと通知領域"を再現できる「iNoty」です。

iNoty
suckgamoni
価格:¥122  平均評価:3.7(214 件)


 このアプリの開発者であるsuckgamoni氏は過去にも、iLauncheriLockeriSettingsといったiOS再現系のアプリをリリースされています。私はそれらのうちiLauncherとiLockerを利用していますが、どちらも再現としてのクオリティが高く、とことんコピーしています。現に、iLauncherはホームアプリでありながら、iPhone同様ウィジェットを利用することはできません。
 今回も忠実に再現されているのでしょうか?

 それではレビューです。本記事では最新バージョンのiLauncherと合わせて見ていきます。
"Enable iNoty"からiNotyを有効化すると、早速ステータスバーがiOS7のようになりました。

・設定
①Show signal strength…電波強度の表示
②Show battery parcentage…バッテリー残量(%)の表示
③Show carrer's name…キャリア名の表示
④Customize carrer's name…表示されるキャリア名の変更

 通知領域をおろした時の様子。
 
初期状態では本アプリに通知が降ってこないので、通知領域の"all"タブの"Turn it on now!"から"設定 > ユーザー補助"にジャンプ、サービスからiNotyをOnにします。

有効化すると、画像のようにアプリに通知が届くようになります(常駐は表示されません)。

・iLauncherとの併用
 iLauncherと一緒に使うと...
 ステータスバーまでiOSになるといよいよスクショではiPhoneと見分けがつきませんw
 
ステータスバーが透過され、通知領域が読めるようになるため電話、SMS、GMail以外にもPlayストアやLINE等の通知数表示が可能になります。

・Androidの通知領域は降ろせないの?
 Androidの通知領域が使いたい!って場合にも通知領域画面上部からスワイプすれば端末純正の通知領域を表示することができます。

・他のホームアプリとの相性
 Lightning Launcherのジェスチャーを使ってみました。
 「ステータスバーの表示/非表示」
iLauncherと違い透過はしていませんが、表示・非表示の切り替えは可能でした。

 「通知領域の表示」
ステータスバーの表示/非表示にかかわらず、ジェスチャーを用いて通知領域を下ろすと、端末純正の通知領域が降ろされます。

・他のオーバーレイアプリとの相性
 基本的にiNotyの方が優先度が高く、相性は良くないようです。
 「ステータスバー上のDisplay Brightness」
利用可能ですが、優先度が負けている場合はDisplay Brightnessを起動して再設定する必要があります。

 「ステータスバー右上のSwipepadホットスポット」
 (左:再設定前 右:再設定後)
利用可能ですが、優先度が負けている場合はSwipepadを起動して再設定する必要があります。

 最後にiLauncher+iNotyを使ったスクリーンをもう一度見ておきましょう。

 タブの場合。
再現性はばっちりですね!

 いかがでしたでしょうか?「Android使っててUIだけiPhoneにしたい!」って方にはiLauncher+iNotyのセットはうってつけかと思います。もうあとわずかでdocomoからもiOS7を搭載したiPhoneが発売されますが、ちょっとだけ先取りしたい方、是非試してみて下さい。

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