2013年5月12日日曜日

Titanium BackupでAndroid IDだけを復元する方法

※本記事は改造を推奨するものではありません。
不具合が発生しても対応はできませんので自己責任での実行をお願いします。

Google MusicやLINEはAndroid IDが異なると別の端末として扱われ、重複登録や再認証が必要になります。特にLINEではTitanium Backupを使って復元しても強制終了してしまいトーク履歴を初期化・再認証しなければならなくなります(トーク履歴の個別バックアップはありますが面倒)。

 この"Android ID"は工場出荷状態への端末リセットにより変わってしまいます。かといってAndroid IDのためにシステムデータをまるごと復元するとエラーやブートループが発生する場合があります。

 "Android IDだけを復元したい"


 Titanium BackupにはAndroid IDだけをリストアできる機能があります。この機能は特にROM焼き時に重宝します。機種変時もroot化可能な端末を選べば簡単にLINEのトーク履歴等のデータを引き継ぐことができます。

Titanium Backup ★ root
Titanium Track
価格:無料  平均評価:4.8(165,787)



Titanium Backup PRO Key ★ root
Titanium Track
価格:¥549  平均評価:4.8(40,674)



※スクショはバラバラですがご了承下さい

─Android IDがTitanium Backupで復元できるのは分かったけど、どこにバックアップされているのか?
 Android IDのバックアップ先は"ストレージの設定"です。

─Android IDのリストアはどこからするのか?
 メインメニュー>Android IDの管理>バックアップからAndroid IDを復元 からできます。

─あれ?"ストレージの設定"にAndroid IDのバックアップが見つからないよ?
 この仕様が厄介なのですが、何故かバックアップできる時とできない時があります。私は原因がわからないのですが、Android IDのバックアップがとれた時のバックアップを未だに残してあります。バッチ処理等による上書きバックアップしないように気をつけましょう。Dropsync等でバックアップのバックアップをとるのもおすすめです。


 バックアップに成功していればこのようになります。
 これだけ2月のバックアップですw
タップして次へ進むと、再起動を要求されますので"はい"をタップ

 再起動後、Titanium Backupを起動すると、Android IDの変更確認ポップアップが出ますので、"無視(新しいIDの維持)"をタップ。
 これでAndroid IDの復元が完了です。

 この状態でLINEを復元すれば、強制終了もせず、再認証も必要ありません。以前のデータをそのまま引き継ぐことができます。ROM焼きをされていてAndroid IDを識別するアプリを使っている方は一度Android IDのバックアップがとれているか確認してみてはいかがでしょうか?

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